大人の男性であれば、冬場のコーディネートに欠かせない足元のアイテムは「ブーツ」ではないでしょうか。中でも、大人の男性だからこそ醸し出せる武骨さ、男らしさを演出してくれる「ワークブーツ」は、持っておきたいブーツの代表といえます。
今回の記事では、大人の男性なら必ず知っておきたい「ワークブーツ」についての知識を、徹底的に解説していきたいと思います。
ワークブーツとは?
そもそも、ワークブーツとは一体どのようなブーツなのでしょうか。
・労働者(ワーカー)のためのブーツが発祥
現代ではアメリカンカジュアルやアウトドア等、メンズファッションのアイコニックなアイテムとして定着しているワークブーツですが、元々はファッション向けに開発されたものではありませんでした。
その名の通り、ワークブーツは元々危険の伴う作業を現場で行う「労働者」(ワーカー)の仕事のために開発・製造されていたブーツです。作業を行うワーカーたちの足元を守るために強靭な素材を使い、しっかりとしたホールド力で足元を包み込んでくれるのが共通した特徴といえます。
それが時の経過と共にファッションアイテムとして認知され始め、現在ではメンズファッションを語る上で欠かせないシューズの1つとなっています。
メンズファッションに欠かせない代表的なワークブーツ3種
一口にワークブーツといっても、その型には様々な違いがあります。ワーカーの職種によって、適するブーツの形状が違ったためです。
このコーナーでは、大人の男性なら知っておきたい代表的なワークブーツを3種類、ご紹介していきます。
・1:ロガーブーツ
大人の男性なら抑えておきたいワークブーツの1種類目としてご紹介するのは「ロガーブーツ」です。こちらは元々「木こり(ロガー)」のために作られたブーツです。
8ホール‐10ホール程度の編み上げで、かつプレーン・トゥまたはモック・トゥのつま先で作られているのが外見上の特徴です。ワークブーツとしては最も代表的なタイプとなりますので、ワークブーツに挑戦したいけど、何を買えばいいか分からない、という男性にもおすすめです。
・2:エンジニアブーツ
続いてご紹介するワークブーツは、エンジニアブーツです。元々は工場労働者(エンジニア)が安全に働けるよう設計されたのが発祥となります。
外見上の特徴としては、工場機械などに靴紐が巻き込まれる危険性のないよう、シューレースがなく、代わりにベルト調節となっています。また、ズボンの裾をブーツの中に入れ込みやすいよう、履き口が末広がりとなっています。
シューレースが無い分、より革の光沢感や風合いが感じられるブーツのため、男らしい雰囲気が漂います。
・3:マウンテンブーツ
3つ目にご紹介するのはマウンテンブーツで、これは文字通り登山用に設計されたワークブーツです。アッパーには牛革など、耐久性や防寒性に優れた素材が多く用いられ、タフな環境下にも耐えられるよう作られています。
また、滑落などの危険に備え、ソールにはグリップ力の高いものが使われているぶん、その他のワークブーツと比べると非常に機能性が高いのも特徴といえます。
用途や機能ごとに大きくデザインなどが異なってくる分、様々なコーディネートへの対応力が高いのも、大人の男性には嬉しいポイントではないでしょうか。
大人の男性におすすめのワークブーツブランド3選
・1:RED WING
REDWING公式サイト:https://redwingheritage.jp/topics_detail.html?info_id=70
大人の男性にまずおすすめしたいワークブーツのブランドはRED WINGです。1905年にアメリカのミネソタ州で生まれたブランドとなります。赤い羽根がトレードマークで、「ワークブーツ」といえば、で真っ先にイメージされる方も多いのではないでしょうか。
定番モデルの「ベックマン」を始め、武骨なアメカジスタイルとの相性は抜群です。男らしいコーディネートをしたい、デニムとマッチするワークブーツをお探しの男性には是非一度チェックしていただきたいブランドといえます。
・2:WESCO
WESCO公式サイト:https://www.wescojapan.com/
WESCOは、1918年に創業した、アメリカのオレゴン州に拠点を置く老舗のワークブーツブランドです。アメリカのワークブーツブランドといえば、WESCOはREDWINGと並んで有名なブランドといえます。
WESCOは1939年からエンジニアブーツも手掛けており、BOSSという名称でリリースされたモデルは90年代にバイカーの間で熱狂的な支持を集めました。バイカーファッションにマッチするエンジニアブーツをお探しの男性なら、チェックしておいて損はないブランドです。
・3:Danner
Danner公式サイト:https://jp.danner.com/index.html
最後にご紹介するDannerは、アメリカのウィスコンシン州で1932年に創業したワークブーツのブランドです。マウンテンブーツを手掛けているブランドで、日本でも根強い支持を集め続けています。
定番のDannerLightは本格的なアウトドアファッションはもちろん、アメカジテイストにも対応できる汎用性の高いデザインが魅力。武骨な雰囲気は漂いつつも、あくまでも大人っぽい洗練された佇まいは大人の男性にもぴったりです。
機能的で落ち着いたデザインのワークブーツをお探しの男性であれば、チェックしておいて損はないブランドといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、大人の男性のマストアイテム、「ワークブーツ」に焦点を当て、徹底的に解説をしていきました。
冬コーデの足元にワークブーツをもってくることで、コーディネートに武骨さと程よいラフさが出せるため、全体の印象に男らしいイメージをプラスすることができます。この機会に是非、ワークブーツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
(Ren)