皆さんは「成功者」と聞くと誰が思いつきますか?そんな成功者たちには、成功するための共通点がたくさんあるのですが、実は「お肌に艶がある」というのも共通点の一つです。
仕事に対する熱意やスキルなども大切ですが、ファーストインプレッションで「健康そうに見える」というのはビジネスをする上で意外と大事です。今回は忙しい男性でも日々の生活に取り入れやすい「美肌を叶える3つのポイント」を紹介します。
1. シンプルな保湿を徹底する
まずは、シンプルな保湿を朝晩徹底することを習慣にしましょう。最近は男性向けの化粧水、乳液、フェイスパックなどいろんな商品がありますが、洗顔後は顔全体に薄くワセリンを塗るだけで十分です。よく宣伝などで「お肌の奥まで浸透する美容液」など耳にしますが、浸透するのは肌の一番表面にある「角質層」のみです。一方、「角質を除去するスクラブ」なども巷で出回っていますよね。
「あれ、浸透するのも除去するのも角質(層)?」と思われた方は正解です。
実は「角質層」は死んだ細胞からできていて、本来お肌が再生されるときに自然と失われる層なのです。そのため、高い化粧品などを使っていても、すぐに再生されて、なくなってしまう層にお金をかけていたということになります。
では、なぜ艶肌にワセリンがおすすめなのか解説します。ワセリンを使ったことがある方はご存知かと思いますが、お肌に塗ると浸透する感じはなく、代わりに薄い膜のようなものができます。この薄い膜こそ、まるでバリアのように働き、乾燥や外部からのダメージからお肌を守ってくれるのです。
お肌は普段食べるものでできていると言っても過言ではありません。バランスの良い食事を通じて内側から栄養を補給し、後はそれを逃さないよう蓋ができれば、外からあれこれしなくても十分潤った綺麗なお肌を維持できます。
また、お肌は非常にデリケートなため、触れば触っただけダメージを受けます。朝も夜も洗顔後はワセリンのみにすることで、バリアもできて、複数の化粧品を使うより顔を触る回数や時間も減るので一石二鳥です。
2. 1日4色の野菜と果物を摂取する
日々の生活で意識したいのは、1日4色の野菜と果物を摂取することです。美肌を手に入れるために野菜や果物が効果的と言いますが、具体的に何を食べたら良いか迷いますよね。
そんな時は、朝ご飯にキウイ(緑)、お昼ご飯にトマト(赤)と大根(白)、夜ご飯にかぼちゃ(オレンジ)のように、1日を通じて4色の野菜や果物を摂取できるよう心がけてみてください。
野菜や果物には特有の香りや苦味がありますが、これは「ファイトケミカル」と呼ばれる化学物質の特徴で、身体を守るための抗酸化作用や免疫力向上などの効果に期待ができます。
40代、50代になっても健康的なお肌を維持するためには身体を酸化や紫外線など外部からのダメージから守ることが大切なため、ファイトケミカルを意識した食事は美肌への第一歩とも言えます。
野菜や果物の栄養素や効果などを考えなくても、毎日4色の野菜や果物を食べるということだけ意識すれば、自然とお肌に嬉しい効果のある栄養素を摂取することができます。
●美肌に役立つファイトケミカル例
クロロフィル(例:ほうれん草、ピーマン(緑))
リコピン(例:スイカ、トマト(赤))
β-カロテン(例:かぼちゃ、にんじん(オレンジ))
クロロゲン酸(例:じゃがいも(白))
ちなみに、野菜は火を通さずに生で食べた方が栄養価が高いので、生で食べられるものは生でいただきましょう。
3. 枕カバーを毎日洗う
前回、枕カバーを洗ったのはいつですか?この質問にすぐ答えられない方は、早めに枕カバーを洗いましょう。
私たちは1日の約3分の1をベッドの上で過ごし、寝ている間に枕カバーは顔に触れるため、毎日洗って清潔に保ちたいものです。
睡眠中はたくさんの汗をかき、頭皮からは油分も分泌されます。そこに顔が長時間触れていると、吹き出物などの肌トラブルの原因になります。
できればオーガニックコットンやシルクなどお肌に優しい素材の枕カバーがあると良いですが、難しい場合はタオルを枕の上に敷き、それを毎日取り替えるのもおすすめです。タオルの方が比較的リーズナブルで枚数を準備しやすく、乾かす時間も短いので日々のお手入れが楽ですよね。
まとめ
健康的で艶のあるお肌を手に入れるための3つのポイントを紹介しましたが、いかがでしたか?
私たちの身体は日々の習慣の積み重ねの表れなので、継続すればするほど少しずつお肌が健康になり、肌トラブルの軽減や、内側から湧き出すみずみずしさなどの変化を感じていただけるかと思います。今より健康的でイケてる未来の自分のために、まずは2週間継続してみましょう。
(riri)