Men’s App編集部
先日、同じ地域内にあります、オキザリス靴工房さんに伺いました。
中に入ってみると、BeSpokeのサンプル達がきれいに並んでいて、入り口から大興奮。
BeSpokeとは、フルオーダーハンドメイドのことで、しっかりと話し合いながら作り上げていく方法を指すそうです。BeSpokeで使用されるアッパーレザーは、イタリア、フランス産のレザーを使用し、ソール部分はイギリスのBAKERのレザーを使用しているため、ムレにくい。
足のサイズをしっかりと測り、木型を作成しているので、足になじみ歩きやすい。フルオーダーの靴は足にいいことだらけです。
代表の石田さん曰く、革は人間の肌みたいに保湿が大切で、しっかりと手入れをすることで長持ちし、美しくなっていく。最近では、割と安く革靴を手に入れることができるようになり、汚れてしまったり、傷ついてしまうとすぐに捨てて、あたらしい靴を買ってしまいがちですが、上質な革で作られた靴は、一見高いように思えますが、しっかりと手入れを行うことで、一生使い続けることができると教えてくださいました。
ヨーロッパでは、革靴はスーツと同じくらいのお金をかけてフルオーダーし、ともに長く使用することが主流で、スーツとともに丁寧に手入れをして長く使用しています。実はハンドメイドの靴を作る工程は、約200工程ほどといわれています。それだけの工程を踏んで作られていることを考えると、革靴は高いといわれがちですが、石田さんの説明を聞き、納得がいきますね。
次回のMen’s App編集記事ではオキザリス靴工房さんのスクールについて紹介させていただきます。