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砥部焼体験に新たな命が吹き込まれた道後温泉本館で!~温泉に浸かり文豪の気分を~

文豪が愛した街「松山」。伝統工芸「砥部(とべ)焼」の産地も近く、大人の休日を過ごすには最適の観光地です。また、日本最古の温泉とも言われている道後(どうご)温泉もあり、人気観光地の愛媛。

本記事では、愛媛県の伝統工芸「砥部焼」をはじめ、「道後温泉」や「松山城」など、ワンランク上の極上の旅をご提案します。

【移動】松山空港から砥部焼体験へ

引用:https://www.photo-ac.com/

東京の羽田空港から飛行機で約1時間20分。今回の旅の出発点、愛媛県松山空港へ到着します。空港のターミナル内は松山を象徴する文豪達や愛媛県のマスコットみきゃんがお出迎え。ターミナル内にはミカンジュースが出る蛇口もあり、飛行機の疲れをまずは取ってみませんか。空港を出たら、レンタカーを借りて、空港から最初の目的地焼き物の砥部町へ向かいましょう!

【伝統体験】砥部焼の町で砥部焼体験!

引用:https://www.photo-ac.com/

松山空港から車で20分ほどの距離にあるのが砥部焼の産地「砥部町」。砥部焼は昭和51年(1976)年、国から伝統的工芸品として指定され、平成17(2005)年に愛媛県の無形文化財となりました。

砥部町を車で走るだけでも、砥部焼の窯元を目にすることができ、どこへ行こうか迷ってしまうほどです。その中でも、おすすめのスポットが砥部焼陶芸館。館内では、窯元の砥部焼を購入でき、「絵付体験」・「手びねり体験」・「ロクロ体験」の3種類が体験できます。「手びねり体験」・「ロクロ体験」は完全予約制ですが、「絵付体験」当日参加も可能。陶芸体験では、世界に一つしかない作品を作ることができ、思い出に残るお土産が完成します。オリジナルの陶芸は作製後に焼き上げ、自宅へ郵送となりますので、旅行後も楽しみが続くでしょう。

砥部焼陶芸館

<住所>〒791-2120 愛媛県伊予郡砥部町宮内83

<営業時間>9:00 〜 17:00

<定休日>水曜日・元日休業

<電話番号>089-962-3900

<料金>入場無料

絵付体験 990円/個~

手びねり体験 2,750円/人

ロクロ体験 5,500円/人

<URL>https://www.togeikan.com/index.php

【食事】砥部焼を楽しむランチを

引用:https://www.togeikan.com/index.php

砥部焼を作り終えたら、お腹が空いてきたころだと思います。砥部焼陶芸館の二階に新しくオープンし話題の飲食店が「Zoo’sKitchen」。

砥部焼の器を使用し、日替わりランチをはじめ、カレーにパスタがいただけます。14:00〜15:30の時間帯は、砥部焼を使用した器でコーヒーやスイーツも愉しめます。砥部焼の器でいただいた食事はより気品を感じ、お土産にも砥部焼の食器を購入したくなるでしょう。

Zoo’sKitchen「砥部焼陶芸館 2階」

<住所>〒791-2120 愛媛県伊予郡砥部町宮内83

<営業時間>11:00 〜 14:00(ランチタイム)

      14:00~15:30(ティータイム)

<定休日>水曜日・元日休業

<電話番号>089-962-3900

<URL>https://www.togeikan.com/index.php

【温泉】道後温泉でゆっくりと大人の滞在

引用:https://www.photo-ac.com/

砥部焼を楽しんだ後は少し早めに道後温泉へ。道後温泉を象徴する道後温泉本館は2024年7月11日、約5年間の保全修繕工事を終え、新しくなり完全営業が再開されます。

日本最古の温泉とも言われ、夏目漱石をはじめ、正岡子規など、多くの文豪が愛した温泉と言っても過言ありません。道後温泉本館周辺は温泉街となり、一日中多くの観光客で賑わっています。

道後温泉本館

<住所>〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町5-6

<営業時間>6:00 〜 23:00


<定休日>年中無休

令和6年7月11日より全館営業再開。

令和6年6月18日(火曜日)から7月10日(水曜日)まで臨時休館。

<電話番号>089-921-5141

<料金>大人 460円 小人 160円

2024年7月11日より大人700円

<URL>https://dogo.jp/onsen/honkan

【宿泊】いつもとは違う少しスタイリッシュな温泉旅館「道後温泉 茶玻瑠」

引用:https://www.chaharu.com/

道後温泉には数多くの和風の旅館・洋風のホテルまで、最近のニーズを考えている宿泊施設が多数あります。その中で、今回宿泊したいのが、「道後温泉 茶玻瑠」。温泉旅館でありながら、オシャレな和室から、ベッドルームまで、数多くの種類の客室が選べると人気です。

夕食は愛媛の食材をふんだんに使用したコースメニューからディナービュッフェまで選べるのも評判の理由となっています。もちろん道後温泉の湯を引いた大浴場もあり、この旅で満足すること間違いなしでしょう。「茶玻瑠」は道後温泉の中心部にあることから、浴衣での散策にも最適です。

道後温泉 茶玻瑠

<住所>〒790-0837 愛媛県松山市道後湯月町4-42

<電話番号>089-945-1321

<URL>http://www.chaharu.com/

【観光】松山城で歴史を感じ一日の始まり

引用:https://www.photo-ac.com/

道後温泉を堪能したら、松山の歴史を知りたくなったのではないでしょうか。松山の歴史を知るなら、現存12天守の一つである松山城へ。日本100名城にもなり、江戸時代以前に建造された天守は、完成までに約四半世紀かかったとも言われています。

天守閣からは、松山の町並みや瀬戸内海が一望できる人気スポット。山と海に囲まれた松山の魅力を感じられるスポットと言えますね。松山城は標高132mの松山城山頂にあり、麓から松山城まで徒歩10分ほどの場所にある長者ヶ平までは、ロープウェイも運行され、空の上から松山の町並みを見れると評判です。

松山城

<住所>〒790-0008 愛媛県松山市丸之内1

<電話番号>089-921-4873

<営業時間>9:00~17:00

8月:17:30、12月~1月:16:30まで営業

<休園日>なし(12月第三水曜日)

<URL>https://www.matsuyamajo.jp/

<料金>松山城観覧 大人520円

    ロープウェイ(往復) 大人520円

愛媛で仕事のリフレッシュを!

引用:https://www.photo-ac.com/

松山を中心に愛媛の魅力を感じられる旅をご案内いたしました。砥部焼をはじめ、道後温泉を存分に堪能できるプランとなっています。愛媛県は瀬戸内海の恵みと四国山地の自然で美味しい食材も豊富にありますので、グルメ好きな方にもおすすめします。ぜひ、いつもとは違う陶芸と温泉を愉しむ旅をしてみてはどうでしょうか。

(西野くに)

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