HOME > Business > 若手とのコミュニケーションのきっかけに!変わった福利厚生5選

若手とのコミュニケーションのきっかけに!変わった福利厚生5選

実施を義務づけられている法定福利厚生以外に、独自の変わった福利厚生を充実させている企業が増えています。社内コミュニケーションの活性化と従業員のパフォーマンス向上によって、企業イメージの向上にも繋がるのが変わった福利厚生のメリットです。

この記事では、変わった福利厚生を導入している企業の事例を紹介します。若手社員とのコミュニケーションを活性化させたい方や、企業イメージを向上させる福利厚生の導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

社内交流を目的にした変わった福利厚生5選

福利厚生には「休暇」や「働き方」、「女性サポート」に関するものなどさまざまなものがありますが、ここでは社内交流を目的にしたものに絞ってご紹介します。導入のハードルが低い福利厚生もあるため、実際に自社に導入したときの様子をイメージしながら読んでみてください。

・「社長のおごり自販機」サントリーホールディングス

引用:https://www.businessinsider.jp/post-252521

「社長のおごり自販機」は、大手飲料メーカーとして知られるサントリーが提供するサービスです。普段何気なく使っている自販機を従業員2人で一緒に利用することで、コミュニケーションを活性化させる狙いがあります。

特徴

・2人で社員証をかざすと飲み物が無料になる

・導入費0円

・「おごり機能稼働時間」や「一人あたりの上限数」をカスタマイズできる

飲料代や電気代は企業負担ですが、自販機を設置するための導入費はかかりません。スペースを確保して設置するだけでコミュニケーションのきっかけづくりになるため、手軽な福利厚生を導入したい場合は検討してみてはいかがでしょうか。

・「ヘルシー部活制度」ChatWork株式会社

引用:https://blog-ja.chatwork.com/2017/03/3.html

Chatwork株式会社は、Webサービス・アプリを開発・提供するIT企業です。クラウド型ビジネスチャットツール「Chatwork」が代表的なサービスです。運動不足を解消するのと同時に、従業員同士のコミュニケーションを活性化するために、「ヘルシー部活制度」と呼ばれる福利厚生を導入しています。

特徴

・社内の部活動に補助金を支給

・従業員は道具費や施設利用費を負担する必要がない

・デスクワークが多いIT企業だからこそ運動系の部活動が中心

部活動の内容は、バドミントン部やフットサル部などのメジャーなもののほか、ボルダリング部やサウナ部、三国志について語る部活といった珍しいものもあります。大小さまざまな規模のものをあわせると、Chatworkには100個以上の部活動が存在しているそうです。

・「まかない制度」クックパッド株式会社

引用:https://www.wantedly.com/companies/cookpad/post_articles/51050

クックパッド株式会社は、料理レシピの検索・投稿サービスを提供する企業です。食に関わるIT企業ならではの福利厚生として、従業員が自由に料理できる「まかない制度」を導入しています。

特徴

・従業員が自由に使えるキッチンをオフィスに設置

・会社が用意した食材を使って料理と食事ができる

・ユーザーが投稿したレシピを試す場としても活用

ただオフィスにキッチンを設置するだけでは、思うように従業員同士のコミュニケーションが活性化しないかもしれません。クックパッドでは食材費を会社側で負担することで、誰もが気軽に利用しやすいようにしています。

・「シナジーカフェ GMO Yours」GMOインターネットグループ株式会社

引用:https://www.gmo.jp/csr/human-capital/office/

GMOインターネットグループ株式会社は、インターネットインフラ事業や広告・メディア事業を展開するIT企業です。従業員同士のコミュニケーション活性化のため、「シナジーカフェ GMO Yours」と呼ばれるスペースをオフィスに設けています。

特徴

・食事、ドリンクをすべて無料で提供

・多様な働き方に対応できるよう24時間365日オープン

・朝は焼き立てのパン、昼はランチビュッフェなど、時間によって提供されるものが変わる

社内カフェを導入する企業は珍しくありませんが、GMOインターネットグループの場合は「無料かつ24時間365日利用可能」としているのが特徴です。朝型勤務やフレックスタイム制など、多様な働き方が浸透している現代に合ったスタイルといえます。

・「リバースメンター制度」株式会社資生堂

引用:https://corp.shiseido.com/report/jp/2021/value_creation/process/people/strategy/

大手化粧品メーカーとして知られる株式会社資生堂では、「リバースメンター制度」と呼ばれる変わった福利厚生を導入しています。一般的なメンター制度とは対照的に、「年下の社員が年上の社員に教える」スタイルが特徴です。

特徴

・年下の社員が年上の社員に教える

・若手社員が経営層の視点や考えに触れるきっかけになる

・ベテラン社員の視野が広がる

たとえばITに関する知識などは、ベテラン社員よりも若手社員のほうが詳しいケースがあります。そうした若手社員の得意分野を生かしつつ、ベテランと若手のコミュニケーションを活性化できるのがリバースメンター制度のメリットです。

変わった福利厚生で若手とのコミュニケーションを活性化しよう

今回は、変わった福利厚生を導入している企業を5つ紹介しました。交流スペースをオフィスに設置するだけでなく、ちょっとしたアイディアを加えてコミュニケーションの活性化に繋げている事例が参考になった方は多いのではないでしょうか。

ただし、多くの企業で人気の福利厚生が、そのまま自社の従業員にも合うとは限らない点に注意が必要です。福利厚生を新たに導入する際は、どんなものなら受け入れてもらえるのか、客観的な視点を踏まえることが大切です。

(五嶋 海斗)

Share

Related

関連記事

【六本木】人脈が広がる。コワーキングスペース併設カフェ 5選 

2024.10.15

有楽町エリアのWi-Fi完備カフェ!打ち合わせや作業におすすめの4店紹介!

2024.10.15

ビジネスシーンで差をつけたい貴方に 梅田・難波エリアの小洒落たカフェ4選

2024.06.04

クリスマスパーティーにおすすめの気の利いた差し入れ|2023年

2023.11.30