HOME > LifeStyle > ”木曽路”中山道で秋を探す旅|宿場町巡りと秋の味覚を楽しむ

”木曽路”中山道で秋を探す旅|宿場町巡りと秋の味覚を楽しむ

東京日本橋から京都三条大橋まで続く、全長532kmの中山道には69ヶ所の宿場町があります。中でも見どころが多いとされ、人気のある宿場町が妻籠宿(つまごじゅく)と馬籠宿(まごめじゅく)です。

この記事では2つの宿場町と共に、それぞれをつなぐハイキングコースや、近隣の中津川市で味わえる秋の味覚を取り上げます。

ぜひ秋のご旅行の参考にしてみてください。

妻籠宿|江戸時代にタイムスリップしたようなフォトジェニックな街

引用:https://tsumago.jp/

妻籠宿は江戸時代、中山道と伊那街道が交差する交通のかなめとして栄えた宿場町で、約1kmに渡り街並みが続きます。

日本で最も早く、重要伝統的建造物群保存地区に指定された街でもあり、400年以上経った今でも当時の佇まいを残し歴史を感じさせます。

風情ある街並みを歩きながらお土産物屋を覗いたり、お茶屋でひとやすみしたり、気候のいい秋にぜひ訪れたい場所のひとつです。

※妻籠宿アクセス https://tsumago.jp/access/

重要文化財 脇本陣奥谷

引用:https://tsumago.jp/

平成13年6月に国の重要文化財に指定された建物で、島崎藤村の初恋の人の嫁ぎ先とされています。

当時の生活を垣間見ることができる重要な施設であるとともに、全国から写真家が集まるフォトジェニックなスポットとなっています。

妻籠宿に訪れた際にはぜひ、お立ち寄りください。

【住所】

長野県木曽郡南木曽町吾妻2190

【電話番号】

0264-57-3322

【営業時間】

9:00~17:00(館受付:16時45分まで)

【定休日】

年末年始(12/29~1/1)

【入館料】

大人600円 小人300円

【公式サイト】

http://nagiso-museum.jp/ryoukin.html

馬籠宿|島崎藤村の故郷にて、歴史と文学に思いを馳せる

引用:https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_1363.html

石畳の道が続く馬籠宿は島崎藤村の故郷としても知られ、江戸時代の街並みを色濃く残した宿場町です。

両脇にはお土産屋やお茶屋が軒を連ね、ショッピングやランチをしながらそぞろ歩きが楽しめます。

郷土料理であるおやきや五平餅を食べ歩きながら、散策するのもおすすめです。

引用:https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_1363.html

馬籠宿で先ず写真に収めたい風景が、町のシンボルになっている水車小屋です。天然の水路によって回る木製の水車は、間近でみると圧巻です。

※馬籠宿アクセス https://kiso-magome.com/access

藤村記念館

引用:https://kiso-magome.com/spots/42

島崎藤村の故郷である馬籠宿には記念館があり、見どころのひとつとなっています。

藤村の資料が数多く保存されており、文学者として、またひとりの人間としての彼の生き様をうかがい知ることができます。

【住所】

岐阜県中津川市馬籠4256-1

【電話番号】

0573-69-2047

【営業時間】

9:00~17:00(12月~3月:9:00~16:00)

【定休日】

12月~2月の毎週水曜日

【入館料】

大人500円 学生400円 小人(小中学生)100円

【公式サイト】

http://toson.jp

中山道ハイキング|妻籠宿~馬籠宿を歩きながら紅葉狩りを楽しむ

引用:http://re.kiso-magome.com/

2つの宿場町をつなぐハイキングコースは、紅葉の時期におすすめです。

ハイキングコースは約9km、3時間ほどの道のりのため軽装備で挑むことができます。気候の良い秋にはぴったりで、紅葉狩りを楽しみながら散策ができます。

男滝・女滝

引用:https://tsumago.jp/walk/

ハイキングコースの途中には、趣のある集落や吉川英治の作品『宮本武蔵』に登場する、男滝(おだき)と女滝(めだき)があります。

川のせせらぎと瀑声に耳を傾けながら、道中の涼を取ってみてはいかがでしょうか。

一石栃立場茶屋

引用:https://tsumago.jp/walk/

妻籠宿と馬籠宿のちょうど中間ほどに位置する、江戸中期の建物です。中ではお茶を飲みながら一服しつつ、江戸時代の庶民の生活を知ることができます。

中山道ハイキングの詳細は下記の公式サイトから確認できますので、ぜひご確認ください。

※参考サイト https://tsumago.jp/walk/

中津川で味わいたい絶品グルメ|食から秋を感じる

妻籠宿と馬籠宿からほど近い中津川市は栗の名産地として有名で、駅の周辺には多くの和菓子屋が存在します。

ここでは秋限定の栗を使ったスイーツと、行列のできるお蕎麦屋をご紹介します。

甘味処榧(かや)の栗しるこ

引用:https://www.suya-honke.co.jp/kaya.html

栗きんとんで有名な老舗和菓子屋『すや』が経営する甘味処『榧』では、季節を感じさせる甘味を召し上がることができます。

秋におすすめなのが、なんといっても栗しるこ。この栗しるこ目当てで全国から人が訪れるほどです。

引用:https://www.suya-honke.co.jp/kaya.html

栗をこしておしるこにした贅沢な一品で、ほくほくとした味わいと控えめな甘さのおしるこの中に、やわらかいお餅が入っています。まるで「飲む栗きんとん」のような味わいは、きっとお気に召すことでしょう。

添えられた野沢菜漬けも、いいアクセントとなっています。

隣接する『すや』では名物の栗きんとんをはじめとした、お土産を購入することができます。

【住所】

岐阜県中津川市中津川1296-1

【電話番号】

0573-65-1718

【定休日】

1月~8月は毎週木曜日 ※9月1日~12月30日は無休

12月31日、1月1日

【営業時間】

10:00~18:00(ラストオーダー17:45)

※8月31日は16:00閉店(定休日の場合を除く)

※1月2日、3日は 11:00~16:00

【公式サイト】

https://www.suya-honke.co.jp/kaya.html

手打蕎麦わくり

引用:https://www.tablecheck.com/en/shops/teuchisoba-wakuri/reserve?utm_source=instagram

ミシュランガイド岐阜に選出されたこともある、『手打蕎麦わくり』。食べログ100名店にも名を連ねているお店です。

カウンター席のこじんまりとした店構えながら、スタイリッシュなインテリアとBGMの中でお蕎麦を頂くことができます。

平打ち蕎麦は通常のつゆ以外にも、胡桃味の五平だれがあります。甘く香ばしい、他にはない味わいです。

またそばの味そのものを楽しむのであれば、塩をつけて頂くのもおすすめです。

そばがきや卵焼きなどのサイドメニューも絶品なので、是非試してみてください。

【住所】

岐阜県中津川市太田町2-2-35

【電話番号】

0573-65-0876

【定休日】

火曜日 

【営業時間】

11:30~LO19:00(売切仕舞)

【アクセス】

中津川駅から徒歩2分

【予約サイト】

https://www.tablecheck.com/en/shops/teuchisoba-wakuri/reserve?utm_source=instagram

※ただし9月10月の土日は予約不可、整理券制

【公式Instagram】

https://www.instagram.com/teuchisoba_wakuri

以上、秋に訪れたい中山道の宿場町と、とっておきのグルメをご紹介いたしました。

秋ならではの景色と食をぜひ楽しんでみてください。

(Yuri)

Share

Related

関連記事

年末年始のクライアントへのご挨拶に|オンラインで買えるハイセンスな手土産14選

2024.12.12

来客が多い帰省先で喜ばれるお土産5選

2024.11.28

東京駅で購入できる誰とも被らないセンスのいい帰省土産5選

2024.11.28

通好みの大人の旅|福山・鞆の浦で、食や風情ある街並みを楽しむ

2024.11.13